日帰り白内障手術-よくある質問faq
Q1
白内障ってどういう病気ですか?
A1
白内障は目の中にある水晶体という、カメラに例えるとレンズにあたる部分が白く混濁して視力が落ちたり、かすみや眩しさの原因になる病気です。程度の軽いうちは進行を抑える目薬で治療しますが、ある程度進行してきた場合は手術でのみ治癒が可能です。
Q2
白内障手術に年齢制限はありますか?
A2
はっきりとした年齢制限はありません。技術が進歩し虫歯の治療程度の負担で済む術式を行っていますので、90歳を越えた高齢の方でも手術を受けることは可能です。
ただし、高齢になるにつれ体力が無くなり体の隅々に問題が出てくることが多いですから、視力がどうにもならなくなるまで放っておかずに出来れば少し早めの体力のあるうちに手術を受けられた方が良いでしょう。
ただし、高齢になるにつれ体力が無くなり体の隅々に問題が出てくることが多いですから、視力がどうにもならなくなるまで放っておかずに出来れば少し早めの体力のあるうちに手術を受けられた方が良いでしょう。
Q3
白内障日帰り手術と入院手術
A3
手術方法・術前術後の注意点は入院でも日帰りでも変わりありませんが、技術の進歩により日帰りでも手術が可能となってきました。全ての方が適応ではなく体に大きな病気をかかえている方は入院手術が可能な病院へご紹介します。
コントロールされた糖尿病や不整脈の方の日帰り手術は可能です。
コントロールされた糖尿病や不整脈の方の日帰り手術は可能です。
Q4
目の手術と言うとやはり怖い気がしますが?
A4
手術は誰しも怖いものですし、100パーセント安全な手術はありません。 しかしながら、現代の白内障手術は技術の進歩によりかなり安全な手術となってきています。黒目のふちをわずか3.0mm程度切開することで濁った水晶体を取り除き人工のレンズに置き換えるこの手術は、一般的な場合で約10分程度で終了しほとんど痛みを伴いません。
糖尿病網膜症や緑内障など他に目の病気のない人では、手術翌日にはもうかなり見えるまでに回復します。ある程度進行してきたならば思い切って手術を受けられた方がその後の生活のためには良い場合が多いです。
糖尿病網膜症や緑内障など他に目の病気のない人では、手術翌日にはもうかなり見えるまでに回復します。ある程度進行してきたならば思い切って手術を受けられた方がその後の生活のためには良い場合が多いです。
Q5
白内障手術は痛いですか?
A5
麻酔の方法もずいぶん進歩しました。
以前は目の周りや目の奥に麻酔をするため痛みを感じることがありましたが、今では目薬だけの麻酔や鈍針による浸潤麻酔(しみ込むタイプの麻酔)のみで済みますので、手術中に痛むことはほとんどありません。
以前は目の周りや目の奥に麻酔をするため痛みを感じることがありましたが、今では目薬だけの麻酔や鈍針による浸潤麻酔(しみ込むタイプの麻酔)のみで済みますので、手術中に痛むことはほとんどありません。
Q6
白内障手術後はどの程度見えるようになりますか?
A6
誰しも良く見えるようにと期待が大きいと思いますが、個人差があります。
白内障だけが目の病気ではないので、運悪く白内障以外の目の病気や頭の病気があると視力が充分に回復しない人もいます。 実際には術後視力をある程度予測するために術前に幾つかの検査を行い、視力回復の程度を調べていますので、お気軽に医師に相談してください。
白内障だけが目の病気ではないので、運悪く白内障以外の目の病気や頭の病気があると視力が充分に回復しない人もいます。 実際には術後視力をある程度予測するために術前に幾つかの検査を行い、視力回復の程度を調べていますので、お気軽に医師に相談してください。
Q7
テレビと新聞はいつから見れますか?
A7
手術当日から可能です。術後の休息が回復の鍵ですので疲れない程度に心掛けましょう。
なお手術翌日からは手術した目で見ることも可能です。
なお手術翌日からは手術した目で見ることも可能です。
Q8
一度手術をするともう二度と濁らないのですか?
A8
白内障手術をすれば再度白内障になることはありません。
眼内レンズの素材は40~50年以上もつと言われています。しかし、後発白内障といって、眼内レンズを眼内で支えるために残した水晶体の一部の膜が白く濁るため、視力が低下したり霞んだりすることがあります。
後発白内障に対してはレーザー光線での治療を行います。この治療は点眼麻酔をして痛みもなく数分で終わりますのでご安心ください。
眼内レンズの素材は40~50年以上もつと言われています。しかし、後発白内障といって、眼内レンズを眼内で支えるために残した水晶体の一部の膜が白く濁るため、視力が低下したり霞んだりすることがあります。
後発白内障に対してはレーザー光線での治療を行います。この治療は点眼麻酔をして痛みもなく数分で終わりますのでご安心ください。
Q9
付き添いは必要でしょうか?
A9
必ずしも必要ありません。ただし、術後は片目に眼帯を付けて帰宅して頂きますので、もう一方の目の視力が悪い方、足腰が悪い方などはご家族に一緒に来ていただいた方が良いと思います。
Q10
白内障手術の後はどのくらいの間隔で通うのですか?
A10
最初の1週間は数日毎に、その後は1週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月とだんだん間隔がのびていきます。
Q11
いつまで眼帯が必要でしょうか?
A11
術翌日からガーゼを外し、保護眼帯のみとなります。術後しばらくは不意に目を打ったりして傷口が開かないよう外出時や就寝時には保護眼帯を付けていてください。
Q12
白内障手術の後、生活は普通でいいのですか?
A12
手術による傷がある程度閉じるまでは術後感染を防ぐため洗顔、洗髪などに制限があります。
激しい運動や埃っぽい場所での活動は控えてください。
仕事によってはすぐに始められるものもありますが、医師に確認してから行ってください。
激しい運動や埃っぽい場所での活動は控えてください。
仕事によってはすぐに始められるものもありますが、医師に確認してから行ってください。
Q13
車は運転できますか?
A13
運転そのものは手術翌日の診察後から可能です。
術後1週間もすれば見え方も安定してきます。
それまではあまり無理はせずに慣れた頃に運転を始めましょう。
術後1週間もすれば見え方も安定してきます。
それまではあまり無理はせずに慣れた頃に運転を始めましょう。
Q14
白内障手術後はメガネがいらないと聞きましたが?
A14
ある程度の誤差は生じますが、人工水晶体の度数を調節し術前の近視や遠視を改善することが可能です。
遠くが見えるようになれば手元がぼやけますし、手元が見えるようにすれば遠くがぼやけます。ですから、はっきり見えるためには遠用か近用、あるいは遠近両用のメガネは必要です。
遠くが見えるようになれば手元がぼやけますし、手元が見えるようにすれば遠くがぼやけます。ですから、はっきり見えるためには遠用か近用、あるいは遠近両用のメガネは必要です。
Q15
メガネはいつ作るのですか?
A15
術後はメガネの度数が少し変動しますので、2~3ヶ月経ってからメガネを作ることをお勧めします。
当座のメガネが必要な場合は処方も可能ですので医師にお伝えください。
当座のメガネが必要な場合は処方も可能ですので医師にお伝えください。
Q16
白内障手術後に気を付ける事はありますか?
A16
術後の目薬の点眼は大変重要です。忘れずに目薬をさしてください。
また手を良く洗い、目を清潔に保つようにしてください。
また手を良く洗い、目を清潔に保つようにしてください。
Q17
費用はいくらかかりますか?また保険は利きますが?
A17
保険はご利用いただけます。費用は保険証の種類により異なりますが、1割負担の方で約1.7万円、2割負担の方で約3.4万円、3割負担の方で約5.1万円程度とお考えください。
Q18
一般の保険は使えますか?
A18
白内障手術は多くの一般保険の手術給付金の適用となっています。
詳しくは加入している生命保険会社にお尋ねください。
詳しくは加入している生命保険会社にお尋ねください。
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