目の病気について

目の病気について

高血圧と目

全身の血管には動脈と静脈があります。心臓から出た大動脈は枝分かれをしながらだんだん細い動脈となり、組織の末端では毛細血管と呼ばれる網目状の細い血管となって、組織に酸素や栄養を供給します。毛細血管を通り過ぎた後は、今度は多くの細い血管が次第に集まって細静脈となりさらに集合して大静脈になって心臓に帰ります。

高血圧症の人はからだ中の細動脈に刺激が加わって収縮して細くなります。また細動脈の収縮が長続きすると、血管の壁が厚く硬くなってきます(この状態を細動脈硬化といいます)。全身の中で、これらの高血圧の血管変化や動脈硬化状態を直接に目で観察できるのは眼底だけです。

また高血圧が激しい人では、網膜に出血や白い斑点が出現したり、網膜や視神経乳頭の浮腫がみられることがあります。高血圧の人には、定期的な眼底検査が重要となってきます。

>>つぎは「メガネの話